VCOのCV入力は最初はHz/oct方式のみでした。
後にギターシンセの実験をするために、
Hz/V入力も必要になったため、
アンチログ・アンプをバイパスしてCVを入力出来るように改造しました。
IN PUT端子の上がHz/octのCV入力、
下は後から増設したHz/VのCV入力です。

VCOは製作に最も苦労したモジュールでした。
最初に製作した回路は、制御電圧(CV)を上げていくと
高音部で逆に発振周波数が低下するとゆう現象が発生し
回路解析が出来なかったため、結局別な回路に作り変え、
ようやくVCOとしては実用レベルになりました。

本モジュールの入力部には、Hz/octの電圧をHz/Vに変換するための
アンチログ・アンプを実装しています。こちらの温度補償は
かつて「ロッキンｆ」に掲載された山水のトランスを使用した
簡易温度補償のため、音程は多少不安定です。(2005/12/11)