COMSのスタティック・メモリIC(SRAM)を使用したメモリー・ボードです。
記憶内容をバッテリーでバック・アップ出来るため、主にプログラムの格納に使用しました。
バック・アップ電源の切換え回路がうまく動作せず、切換えは写真左側のスイッチで「手動」で
行っていました。この手順を間違えると、メモリ内容が消えてしまう、とゆう悲惨な結果になります。

また、ROM化スイッチとゆうものも実装しています。これは、メモリ自体はSRAMなのですが、
書き込みを禁止することにより、プログラムが暴走した場合でも、メモリの内容が破壊されない
ようにする目的ためのもので、たいそう重宝しました。

このマイコン・システムの外部記憶装置は、カセット・テープ・レコーダだけでしたので(！)
このボードはファイル装置的な使い方もしました。
後年、秋葉原で、5inchのフロッピー・ディスク・ドライバ装置を購入しましたが、
コントローラのLSIが手に入らず、接続まで至りませんでした。
(2009/05/16)